サスティナブルハウス
サスティナブルハウスを実現するには4つの条件が必要です。
1. アフォーダブル
「リーズナブル」つまり「購入可能」という言葉を聞くことがありますが、、、ホントはこれ「返済可能」でなくてはいけません。
購入可能なことを「リーズナブル」、返済可能なことを「アフォーダブル」と言います。住宅購入の時は「購入が可能」であることと、それ以上に「返済可能」こそ大切です。
一般的には、土地を除き、住宅そのものにかけるお金は世帯収入の3倍くらいが望ましいとされています(ドイツの経済学者シュワーベの法則)
2. バリュアブル
資産価値の下落しない家、つまり住宅市場での取引価格が維持向上する家です。
これはデザインが良いことが第一です。
伝統を踏まえたデザインであること。
流行歌のようなデザインは採用しません。
短期間で流行ったものは、短期間ですたれてしまうのです。
デザインの悪い家は、耐久性以前にデザインが陳腐化し、「形」が鼻につき、買い手もつかず、解体処分されてしまいます。思い付きの独りよがりのこだわりデザインは短命です。
3. フレキシブル
使い勝手が良いこと。
この使い勝手は人の数だけあります。
このことは生活スタイルなどによっても異なるために、使いやすさがフレキシブルに変更できるように、あらかじめ将来の変化に対応できることが大事です。
変化に対応できない家は、特定の人や、状況にしか対応できないために、資産としての価値が下がってしまうことになります。
4. グリーン
居住者にとってはもとより、環境自体にとっても、地球や国や地域自体にとって健康で、安全であることを、「グリーン」と呼んでいます。
耐久性や安全性にすぐれ、単に実験によるものでなく、長年多くの人に使用され安全や耐久性が確認されてきたものを多く使用することです。
単に建物としての耐久性能だけでなく、環境に関する負荷や、所有する人の財布の健康(ランニングコスト)、さらには人の健康が高まる要素が入っていることが大事です。
オーダーメイドのこだわり
日本では注文住宅というのは名ばかりで、ある程度規格化されたものに変更を加えてゆくというもの、また使用する部材やメーカーが指定されていてその中から選択するというものが少なくありません。
弊社の注文住宅は、真っ白な状態で、完全オーダーメイドになります。
ひとつひとつお客様で考えて頂き、理想の家を実現させることになります。
その為弊社のお客様は、ご契約までに約3か月以上かかる方がほとんどです。
中には数年かけて打ち合わせをされる方もいます。
「どんな家がいいのか」
「予算はどのくらいないのか」
「無理のないローンの返済について」
「土地の相談」など、お客様との話し合いの場を多く持たせて頂き、お客様自身が安心、納得してからのご契約とさせて頂いております。ご契約後から、実際の工事に入らせて頂きます。
原材料のこだわり
材料は、お客様のご予算に合わせて納得のいくものを選びます。
弊社のお客様は無垢材を使われる方が多く、新建材を使うかたは少ないのが現状です。
また塗装などには、「ミルクペイント」使用したりします。ミルクペイントとは、バターを作るときに出る、絞りカスが原料になっています。
創業当初から、健康に良い家を「当たり前だ」と思い造ってきました。
材料にも徹底したこだわりをもっています。
お客様の暮らし向きへのこだわり
生活動線が短い方が良いという方には平屋、
お子様がいられるご家庭では将来部屋を2つに改装できる造り、
車が好きだからガレージ付が必須、
などお客様ごとに理想の家は違います。
そして人の数の分だけライフスタイルがあり、そのライフスタイルは変化するものです。
その為弊社では、将来に亘ってその変化に対応できる様な施しにしてあり、増改築や間取りの変更、その他衛生設備までもが移動出来る様な造りも可能です。
機能はフレキシブルであるべきというのが弊社の考え方です。※現実的に不可能な設計は出来ません。
安心、安全に対するこだわり
熟練の職人がひとつひとつ、手造りで建てます。
工場で、パーツを造って、現場で組み立てるという工法は行っておりません。
お客様が納得いく材料を仕入れて、それを職人がひとつひとつ手作業で造り上げていきます。
ご自分が納得のいく材料で、建てるので、安心で安全な家を建てることが出来ます。
また弊社では30年以上前から2×4工法(ツーバイフォー工法)について学び続けていますので、住宅において大切な安全と耐久性の問題をクリアしています。
品質を高め続けるこだわり
私たちウイングホームでは本場アメリカやカナダにその技術を学び、日本へ技術移転をしてきた日本でも数少ない会社の一つです。
創業以来、日本の気候風土や生活スタイルに合うようにと、更に工夫や改善を行いながら現在に至っています。
事実、海外で2×4住宅(ツーバイフォー住宅)にお住まいだったお客様が、当社で建築された住宅が海外の住宅より住み心地が良いと言った声も少なからず頂いております。
私たちは、これからもお客様の満足度向上の為に日々努力して行きます。
その取り組みの結果の一つが、カナダ政府が世界最高水準の住宅性能を認証する「スーパーEハウス」。
ウイングホームは、厳しい検査基準をクリアして認定を受けています。(日本に約40万ある建築会社のうち、十数社しか認定されていません)
※日本でも2020年頃には、新築住宅の大半を「ゼロエネルギー化住宅」にしようと、政府が動き始めました(ZEH(ゼッチ)ゼロエネルギーハウス)。私たちは単独でこれらの更に上をいく技術を、1999年~2001年にかけて習得しています。それがここで紹介している「スーパーEハウス」「サスティナブルハウス」です。
カナダ政府の認定基準「スーパーEハウス」
カナダは自然環境が厳しい事でよく知られています。
冬は氷点下50度まで冷え込む地域もある一方、夏は40度を越す地域もあるのです。
住宅先進国として歩んできたカナダでは、過酷な気候条件に耐えられるだけではなく、快適で、かつ省エネ性に優れた住宅が求められ続けてきました。
Super Eハウスは、40年以上の年月をかけて開発され、その世界レベルの性能と技術は、カナダ政府によって認定されています。
環境と人に優しい省エネルギー住宅、Super Eハウス、すべてのSuper Eハウスには、最高基準の省エネルギー住宅の証として、カナダ政府から認定書が発行されます。
4つのコンセプトと4つの特徴
特徴1 省エネルギー(室内の快適性を少ないエネルギーで効率よく実現)
特徴2 環境共生(良質な木材、ごみを削減する現場管理、リサイクル建材の利用で地球環境に貢献)
特徴3 豊かな住まい(単なる「箱」ではなく、ライフスタイルを提供)
特徴4 経済性(ハイブリッド車を運転するようなエネルギー利用で、月々のランニングコストを節約)
E-Space – 高性能な技術、美しい仕上がり
E-System – 最先端の住宅テクノロジーを導入
E-Thinking – 世界一の省エネルギー基準を誇り、地球と未来のために、環境を守る
スーパーEハウスの技術
- 太陽熱の利用(パッシブソーラー)
- 寒冷地カナダの断熱性・気密性水準
- 熱交換換気システム
- 自然光の利用
- 室内空気質(24時間強制換気、ヘルシー資材の活用、湿度コントロールなど)
- 窓(複数ガラス層、断熱スペーサー)
- 節水(トイレ、シャワー、水栓金具など節水型タイプ)
- 省エネ型照明
2×4(ツーバイフォー)工法のこだわり
「魅力的なデザインでこだわりの家が欲しいけれど、奇をてらった様なスタイルの家は嫌な人のために・・・」
「洗練されたデザインの家で、3世代にも亘って住めるような家…」
「購入する時だけでなく、その後のローンの支払いが無理なく出来る安心価格を、お客様の立場になって一緒に考えていきたい…」
この要件を満たすべく私達がたどり着いたのが日本名2×4(ツーバイフォー)工法と呼ばれる住宅です。
中でも本場アメリカで学んできた2×4(ツーバイフォー)工法は、日本式2×4(ツーバイフォー)工法とは大きく異なり耐久性や安全性、デザインや空間構成の技術や考え方が数ランク上をいっています。