家づくりには色々な準備や工程が必要です。
資金計画や土地探し、建設会社の選定、プランニング、契約、着工、、、
ここでは、主に着工してから家ができるまでの流れを紹介します。
家づくりのながれ
工事のながれ
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地鎮祭
「地鎮祭」とは、建築工事を行う場合、着工前にその土地の守護神に無事完成を祈願する祭りです。
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地盤調査
家を建てる土地の地盤に問題がないか調べます弊社では、スウェーデン式サウンディング試験を執り行います。一般的な地盤調査方法です。
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地盤改良工事
地盤調査で問題があると、鋼管杭での地盤補強工事を施工します。
調査結果や立地条件によって柱状改良や表層改良工事を行います。
鋼管杭を地中数メートルの支持層まで埋め込みます。
この上に建物を建てることによって不等沈下を抑制します。 -
遣り方
遣り方(やりかた)とは工事を着手する前に、 建物の正確な位置を出す作業のうちの一つ。
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栗石
標準基礎はベタ基礎となります。砕石を敷き詰めてその上に捨てコンを打ちます。
その後基礎形状通りに鉄筋を配筋します。 -
捨コン
住宅の外周部や内周部に墨出しを行い、正確に施工するための補助的工事です。
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型枠・配筋
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配筋検査
第三者検査機関のJIO検査です。
工事過程の中で4回の検査を行い合格した住宅に対して10年保証を行うシステムです。
検査は次の4回行います。基礎配筋検査、構造体検査、外装下地検査、完了検査。
10年保証となる部位は、主要構造部と雨漏りです。従って4回の検査は上記の4つになっています。 -
鎮め物
鎮め物とは、地鎮祭の時に神主様から渡されるもので、家の中央の基礎のコンクリートの下に埋め込みます。
その役割は、土地の神様をしずめるために土に埋め込むものです。木の箱の中身は人型・鏡・剣・矛などのものが入っています。そして何のビニールかというと防湿シートです。 -
コンクリート打設
コンクリートを流しこんだあと機械を使い振動を起こして空気をぬいた後に、左官で表面を平らにします。
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型枠ばらし
この状態で乾燥させます。通常は3日ですが当社は1週間程度乾燥させています。
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土台ひき
基礎コンクリートの上に土台や大引を設置していく作業です。
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床・断熱材
スタイルホームという断熱材を使うのが標準です。
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1F床組
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足場工事
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1F壁組(クレーン)
工場で造ったこのを組み立てるのではなく、現場でひとつひとつ造り上げていきます1階をまず造ってから2階を造ります。
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2F床根太(クレーン)
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2F床べニア貼り
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2F壁組(クレーン)
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屋根妻組
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屋根垂木
屋根がかかって初めて上棟したことになります。
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壁防蟻
防蟻剤にもたくさん種類はありますが、弊社では人体に影響のないホウ酸をお勧めしています。
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電気配線工事
電気の配線を打合せ通りの場所に施工します。この後断熱材を隙間なく埋めていきます。
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アイシネン
断熱材をふきつける作業です。フロンガスを一切使用せず、対象物に吹付けされると数秒で発泡してわずかな隙間にもよく充填され、理想的な高気密・高断熱を実現します。
またシックハウス症候群の原因物質とされるホルムアルデヒドなどの発生も極めて低く抑えられており、人にも地球環境にも優しい素材です。 -
棟札
施主の家内繁栄や工事の安全を願う慣わしがあります。
施工主名、上棟日、施工会社の名前を記入します。
原則として、棟木札が南か東に向くように張り付けます。 -
内部造作下地
内部造作工事とは、主に大工職が、建具枠取り付けや建具を吊りこんだり、押入や収納を造ったり、天井や壁、床など仕上げ材や化粧材を取り付けたり、居間やその他の部屋が住宅として性能も見栄えも機能するように仕上げ材や化粧材を加工し、取り付けていく工事です。
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石膏ボード貼り
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外壁工事
ミルクペイントはバターを作るときにできる粕・ミルクカゼインを主成分としています。
もちろんこれは、天然素材。環境にも人にも優しい塗料です。 -
塗装工事
幅木や窓枠、ドアなどずべて職人が手作業で丁寧に塗っていきます。
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パテ工事
クロスを張る前に下処理としてパテ埋めをします。ドライウォールの場合はまた違うやり方をします。ドライウォール工法についての説明はこちら。
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Pタイル
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クロス
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足場解体直前
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解体後
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引き渡し式
お引き渡し前には、ハウスクリーニングをしてからになります。
※弊社ホームページで「家づくりの流れ」では、地鎮祭の後に、地盤調査という流れでご紹介させて頂いております。
地鎮祭というのは、原則工事の着手前に行うものです。土地の神様に、今からここに建物を建てさせてもらうのを断るのと、工事の安全・建物の未来永劫の存続・繁栄を願う儀式だからです。
ですから、基本、地盤の改良工事や杭打ち工事は地鎮祭の後が好ましいされている為このような流れでご紹介させて頂いております。お客様のご要望があれば地盤調査を先に行うことも可能です。