失敗事例
片っぱしから建築会社に簡単な要望を伝えて、いくらでできるのか?で選んでしまったケース
建築会社を選ぶときに多くの人が、選び方で間違ってしまうのが、「見積もりの安いところ」という選び方です。
家づくりで後悔しないためには、どうしてローコストでできるのか?を知っておく必要があります。
どうしてローコストでできるのか?(からくり)
それは、安い材料を使い、人件費を削り、工事期間を減らし、、、など、要するに元々安い住宅なので、販売価格も安くできているというのが実情です。安物をそうではないように見せて売られているのが現実です。
大量仕入れでコストダウンはできない
この現実の例を1つだけ挙げると、、、よく言われる「良い材料を一括仕入れでコストダウン」というのがあります。実は、家づくりの費用のうち材料費の割合は1/5くらいです。そこを少し下げたとしても、全体で考えると微々たるもの。全体の価格が20%も下がることはありません。実は、大きなコストダウンは、別のところやっているんです。
「安物を安く造る」ではなく、「良い家を安く造る」
本来、良い家は、「高い材料」を、きちんと「必要な量使い」、「腕の良い技能者」を、「必要な期間雇う」ことで実現できます。必然的に、それなりの価格になります。
でも海外では、高品質も維持できる「コストダウンの科学」があります。材料や作業量、さらに時間までも味方にする科学です。
コンストラクション・マネジメント
1つ例を挙げると、日本では図面に合わせて材料を用意して加工します。でも、それをあらかじめ2×4という規格に合わせて図面を起こすことで、材料の加工の時間や労力、そして材料の無駄を省くことができます。
輸入住宅というのは、見た目の話だけでなく、考え方や技術のすべてを取り入れてこそ、本当に良い家が提供できるようになるんです。日本流の「良いとこ取り」では意味がないんですね、、、