資産価値の下がらない家のつくり方


あなたが洋服を買うときのことを想像してみて下さい。

同じ予算があるならば、はじめにデザインを選びませんか?

次に着れるかどうか(サイズなど)、最後に生地をみて質感や丈夫かどうかを確かめたりはしませんか?

洋服だけではなく、メガネはどうでしょう?時計はどうでしょうか?精度や耐久性だけで選択はしないと思います。

 

 

住宅の価値=デザイン

住宅の資産として価値を決定的に決めるもの、それはデザインなのです。

高級住宅もデザインが悪ければ、幾ら高価な材料や機材を使用していたとしてもその住宅は「価値がない」ということになってしまいます。

ではその「デザイン」の良し悪しは誰が決めるのでしょう。

それは長い歴史の中で社会が評価、認知して定まるもので、この「デザイン」のことを総称して「伝統デザイン」(クラシック・デザイン)と言います。

自分の勝手な思い込みや、好みだけでは、市場にかけた時に社会が評価しない為、幾ら高級に造ったとしてもお金に換算した時の価値は下がってしまうのです。

 

デザイン

「デザイン」は長い歴史の中でいわば人気投票で決まるのですが、

「機能」とはそれを使う人のかず分、暮らし方や健康状態によっても異なってくるために様々な暮らし方に対応できるようになっていることがポイントとなります。

機能

「機能」とは、使い勝手のことです。間取りや部屋を仕切る壁を始め、流し台やお風呂など、様々な装置や配管、配線などを将来的にも交換、移動できる仕組みを造っておくことが大切です。

性能

「性能」そのものを考えるとき、長年の経験によって「安全性」や「耐久性」が確認されてきた性能評価。これを「仕様性能」といいます。

予め定められた項目や試験方法で特定のことのみ測定し、これを性能とする評価方法を「表示性能」といいます。

さてこの「性能」も「機能」と同様に古くなり、「性能」が落ちてきたり劣化してきたら補修交換出来るようであれば性能を維持することが出来ます。

 

まとめ

住宅は「デザイン」の基本さえしっかりしていれば色あせることはありません。これを「審美性」といいます。

価値ある住宅は、高級である前に「審美性」を備えていることが重要なこととなってきます。

「デザイン」「機能」「性能」はそれぞれに異なる項目でありながら、関連性を持っています。それぞれが大事な項目ですが、そのバランスが大事なのです。

 

 

損をしない家づくり