最近平屋を建てる時に、屋根裏やロフトを作る方が増えています。そのロフトや、屋根裏は、面積や天井の高さによっては二階建て扱いになってしまいます。
平屋を建てる為には、申請分が少し高くなるくらいだけで済むのであれば、ロフトや収納スペースとして屋根裏をつける方がお得だと思います。
ロフトの天井の高さは1.4m一番低い所で30センチメートルの高さの天井であれば、二階建ての申請をしなくてよくなります。これなら平屋建てて1階建ての申請で2階部分の屋根裏部屋を建てることができます。
しかしあまりにも部屋を広くとりすぎたり、天井の高さを高くしてしまうと2階建て扱いになってしまします。2階建て扱いになるのならば、最初から2階建てで建てて、外観を平屋風にするのもひとつの方法です。
ロフトを収納スペースに考えている方が多くいらっしゃいますが、収納スペースは多いにこしたことありません。最初からスペースを確保しておけば、収納家具を置かなくてすむので部屋がすっきりして見えます。
しかし高いところに収納スペースをつくると、出し入れが大変です。若い時はいいですが、年を取った時に大変な思いをする可能性があります。
なので将来を考えて低い位置に収納をつくることを検討してみてもいいかもしれません。
例えば床下収納にするとか、キッチンにパントリーを作るとか、廊下の壁に収納スペースを作ると便利です。
玄関付近には、コートやバッグや帽子などお出かけの時に必要なものを収納することで、朝の忙しい時間に、わざわざコートやバッグを取りに、部屋まで戻る必要がありません。
またペットのリードや、小さいお子さんのかばんなども収納しておくと便利かもしれません。
生活するときのことを考えて、どこに何をしまうと便利なのかを考えて収納場所を考えるのは大切なことです。収納スペースは広ければ広いほどいいかもしれませんが、つくるにはお金だってかかります。
また、ロフトを子供部屋やプレイルームとして考える方もいますが、その為には落下防止を考えたり、エアコンや空気の循環を考えたりしなければいけません。
暖かい空気は上へいくので、どうしてもロフトは暑くなりすぎてしまうことがあります。その為夏場は熱中症の危険も考えながら設計する必要があります。ロフトは夏暑くて冬が寒いといわれていますが、これは、断熱や気密をきちんとすれば対策できます。
ロフトや屋根裏を検討されている方は、使用目的等をしっかり考えて、計画性をもって建てましょう。
☆ご興味がある方はお電話かHPよりお問い合わせ下さい
お問合せはこちらから
(お電話_029-871-1022でも受付できます)