スキップフロア


今日はスキップフロアについての記事です。

スキップフロアとは、1階と2階の間に1.5階をつくったり、壁を使わず、段差を使って部屋をわけたりします。よく和室を一段高くして、小上がりにしてありますよね。あれもスキップフロアの一種です。

スキップフロアをつくるには注意点があります。高低差を利用して縦に空間を活用するスキップフロアですが、適当に作ってしまうと生活がしづらい空間になってしまうことも。

生活動線を考えて設計する

実際インターネット「スキップフロア 後悔」というワードが上位検索されています。なぜスキップフロアをつくって後悔してしまうのでしょうか。完成した後に「後悔」してももう手遅れです。

スキップフロアをつくるのだって費用がかかります。せっかくお金を出してつくったのに、実際生活してみると生活しづらいという意見もありました。

他にも老後やケガをした時に段差が辛いという声も。段差がたくさんあるということは足腰が悪くなった時に不便になってしまうこともあります。

また、家事の動線を邪魔した造りになっていて、家事をするのが面倒になってしまった。という意見もありました。家事は毎日のことなので、動線が不便だと、地味にストレスになります。家事動線や、普段の生活の行動を考えて、うまく利用しましょう。

断熱や空調も考える

暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ行きます。エアコンや空調設備を使って、空気を循環させるようにしましょう。

スキップフロアは、部屋を壁で仕切らず、段差で仕切ります。ある意味大きなワンルームであるともいえます。そのため、しっかりとした断熱をすることが大切です。

風通しが良く日当りがよい

スキップフロアは壁ではなく、段差によって部屋を仕切るため、ずらした床の間に窓を設置すれば、光を取り入れることも可能なのです。日当りのよい室内空間をつくることができます。スキップフロアは吹き抜けとも相性がいいので、日当たりがよく開放的な空間になります。また、段差を利用し、窓を適切な位置に配置すれば、自然と風通しがよくなります。

収納スペースを増やせる

ちょっとしたデッドスペースを段差を利用して収納スペースをつくったり、段差の下に床下収納を作ったりすることができます。

 

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