最近お客様からのお問い合わせが多いウッドデッキについてのお話です。
ウッドデッキの日頃のお手入れ方法
・床板の表面に溜まった砂埃などをホウキで掃く。
・雑巾掛けをしたり、デッキブラシなどで掃除を行なう。
・年に2〜3回は高圧洗浄機などを使って本格的に汚れを落とす。
この3つは日頃簡単に出来るお手入れ方法です。こまめにお手入れすることでウッドデッキの寿命は格段に長くなります。
※高圧洗浄機の圧力が強すぎると木材を傷める可能性があるので、頻繁に使用することはオススメしません。
高圧洗浄機でなくても、念入りにデッキブラシでこすり洗いをすると、汚れを落とすことができます。
塗り替えのタイミングっていつ?
「木材の色がグレーになってきたら塗り替えのタイミング」
・塗り替えのタイミングとしては、木材の色が全体的に色あせてグレー色となり一部分が白くっぽくなっている状態が最適です。
・爪で木材をひっかくと塗料が剥がれるので、そのまま上から塗装をすると新しく塗った塗料が剥がれやすくなっていまいます。
塗装をする前には、やすりで研磨し、古い塗装部分を剥がす様にしましょう。
「木材が傷んできたら塗り替えのタイミング」
・ウッドデッキに傷みはありませんか?
ささくれるなどの状態がみられるときは、早めに塗り替えましょう・
塗り替える塗料にも注意
塗り替えの場合は、前回の塗料と同じ種類の塗料を使用しなければいけません。
木材保護塗料には水性と油性ものがありますが、水と油は反する素材ですのでお互いがお互いの上に塗布すると弾いてしまい馴染みません。
前回水性塗料を使った場合は今回も水性塗料を使い、油性の場合は今回も油性の採用となります。
前回の塗膜が著しく劣化しており剥がれている場合は、どのような塗料を採用しても構いません。
塗装前の下処理が大切!
釘や金具の痛み具合や、飛び出たりしていないか、確認してから作業に入って下さい。
研磨はすればするほとキレイな仕上がりになります。汚れや古い塗装をしっかり落としましょう。
ウッドデッキを塗り換えをする前にキレイに水拭きで掃除しましょう。研磨した際のごみやほこりもキレイにおとしましょう。洗剤を使った場合はしっかり洗い流します。
ここで手を抜くと大きな差がでてきます。
ここでポイント!しっかり清掃したら、しっかり晴れの日に乾かしましょう。最低でも1日。理想は3日乾かすと良いです。
こんな時は要注意!
・木材が黒くなってきている。
・ひび・割れが入っている。
この様な状態だと木材が中で腐り、カビが大漁に発生していることがあります。この場合は張り替えが必要になる可能性があります。また市販されている薬品では対応出来ないことがあるので、施工業者やプロに一度見てもらうことをお勧めします。