地盤調査に関するご質問


 

お客様から実際にあったご質問にお答え致します。

 

「地鎮祭を行った後に、地盤調査をして地盤に問題があった場合、その工事代金は別途支払うようになるのでしょうか?」

というご質問をうけました。以下回答させて頂きます。

 

「建て売り住宅」や「マンショ」のように予め実物が建築されている場合を除き、

一般的に注文建築の場合、建物の見積もりには使う材料や数量、価格等が記載されています。

規格(企画)住宅の場合は仕様書といって仕上がったときの様子を表す書類が住宅の図面と一緒に付いてきます。

規格住宅の場合、個々の部材の価格は表示されずに完成品としての価格のみ表示される事もあります。

 

いずれにせよ「建物本体」の価格は見積書として提示できますが、建設を予定している地盤の状況は

調査をしてみないと分からない為に、調査の結果必要となれば別料金にて工事をするのが一般的です。

 

例外として、予めその土地が建て主本人のもの或いは譲り受ける予定がある土地の場合、見積もり作成の段階で地盤調査を行い必要に応じて、見積金額に参入しておく事は出来ます。

 

地盤補強工事は住宅ローン対象となりますので借入可能な範囲であればローンにて支払う事が出来ます。

地盤補強工事と言ってもいくつかの種類があります、住宅会社とも相談をして納得の出来る工法を選択されると良いと思います・

地盤補強をした場合、地盤保証というのが付いてきます。

万が一天災により住宅に損傷が飽きた場合○○万円まで保証しますという物で地震保険とは別途の保証となります。地盤調査の結果、異常なしの場合でもこの保証は付きますので、調査だけは行って下さい。

通常は地盤調査~地盤補強は別途工事となるケースが多いです。

 

 

※弊社ホームページで「家づくりの流れ」では、地鎮祭の後に、地盤調査という流れでご紹介させて頂いております。

地鎮祭というのは、原則工事の着手前に行うものです。土地の神様に、今からここに建物を建てさせてもらうのを断るのと、工事の安全・建物の未来永劫の存続・繁栄を願う儀式だからです。
ですから、基本、地盤の改良工事や杭打ち工事は地鎮祭の後が好ましいされている為このような流れでご紹介させて頂いております。